学校紹介 introduction

学校紹介

学校長挨拶・建学の精神

暁星小学校の建学の精神は、キリスト教の理念に基づく教育により、人格の完成をめざすとともに、社会の福祉に努める人物を育成することです。それは、「自分を大切にする」「他者を尊重する」「神を愛する」という教育理念として示されています。

「自分を大切にする」とは、自分のよさに気づき、個性を大切にして能力を伸ばす努力をする姿です。また、「他者を尊重する」とは、さまざまな考え方や個性・能力をもった人たちと学び合い、支え合い、育ち合う生き方を表しています。そして、「神を愛する」とは、イエス・キリストが神と人を愛する生き方が人間にふさわしい自己実現の道であると教えてくださったことを示しています。

変化の激しい社会にあって、どのような状況の中でもたくましい「心と体」で生きていく力を身につけるように学校全体で取り組んでいます。「真・善・美」を愛する豊かな感性、知的好奇心と学びを探究する心、困難に対しても進んで挑戦する実行力、そうした力を支える基礎学力をしっかり身につけさせること、それが暁星がめざす教育です。

本校には、「困苦と欠乏に耐え、進んで鍛錬の道を選ぶ、気力のある少年以外はこの門をくぐってはならない」ということばが伝えられています。この精神を、望ましい形での「鍛える教育」として大切にしていきます。そして、次代を担うリーダーにふさわしい「心と体」を培っていきます。

暁星小学校 学校長   吉川 直剛

本校の歩み

創立者
アルフォンス・ヘンリック

暁星学園は、1888(明治21)年、フランスとアメリカから来日したカトリック・マリア会の5人の宣教師によって、 現在の中央区築地に創立されました。当時この地は、外国人居留地であったため、フランス人1名、ポルトガル人2名、日本人3名が入学し、6名の少人数で国際性豊かな学園の歴史が始まりました。

小学校が1890年に、中学校が1920年に、高校が1948年に認可され、1951年学校法人となりました。 その後、1969年に幼稚園ができ、現在の幼・小・中・高の一貫教育がスタートしました。

卒業生には、国連や各国大使など国際機関や外国分野で活躍する方々や、医学界、法曹界、経済界、産業界、芸能界で活躍している方々など各方面に数多く輩出しています。

1888年1月マリア会会員5名来日。
2月京橋区築地明石町に小規模の学校を開く。生徒数6名。
7月麹町区元薗町に移転。暁星学校と名づける。
8月私立暁星学校の設立認可される。
1889年11月新校地の購入準備に着手。この年、生徒数50名。
8月単級4年の私立暁星小学校の設立認可をうけ、本格的授業を開始。
1890年7月本校の現在地(現中・高敷地)に移転。
1899年10月私立暁星中学校の設立認可される。
1902年5月制服着用の規定をつくる。
1913年4月小学校現在地に移転。
1923年9月関東大震災により、小学校校舎全焼。
1936年3月校歌を制定。(北原白秋作詩・山田耕筰作曲)
1944年8月小学校疎開学園を実施。
1947年12月財団法人暁星学園を認可される。
1948年3月高校設立の認可がおり、暁星高等学校が発足。
1949年3月私立学校法に基づき、学校法人に組織変更。
4月小学校校舎の改築落成。
1958年10月小学校校舎の竣工。
1965年7月那須校外学舎の新築工事竣工。
1969年4月暁星幼稚園を設立。(幼・小・中・高の一貫教育がスタート)
1988年11月創立100周年記念式典・祝賀会を挙行。
1999年3月小学校校舎新築工事竣工。
2013年11月創立125周年記念式典・祝賀会を挙行。

校章

校章
明けの明星である暁星を中央に据え、悪に打ち勝つという意味で月桂樹を周りに配したデザインとなっています。

校歌

現在の校歌は、1936年に作詞を北原白秋氏に、作曲を山田耕筰氏に依頼し、完成しました。

校歌

制服

制服・制帽の着用を始めたのは、1902(明治35)年、日本の公立中学校と同じ資格を持つことを明らかにするためでした。制服は小学校が6つボタン、中学高等学校が7つボタンに襟章と袖口の細い金モールが特色で、フランス海軍の軍服がモデルでした。この基本デザインは現在も受け継がれています。

  • 大正6年ごろ大正時代
  • 「タブリエ」と呼ばれるうわっぱり。制服の上に頭からすっぽりかぶっていました。現在も、校内着として着用しています。 「タブリエ」と呼ばれるうわっぱり。制服の上に頭からすっぽりかぶっていました。
    現在も、校内着として着用しています。
  • 小学校児童の制服(6つボタン)小学校児童の制服(6つボタン)

現在の制服

  • 冬服冬服
  • 夏服夏服
  • 校内着校内着

校技

暁星のサッカーの歴史は古く、児童にサッカーの手ほどきをしたのは1910年、フランス人教師グットレーベン師がそのはじまりと記録されています。小学校のサッカーは大正の頃に始まり、戦中戦後を除いて1964年11月にサッカー部として再発足しました。当時、全校児童750名に対して多いときには600名が部員ということもありました。現在も週に1時間学年サッカーの時間を設けたり、毎学期サッカー大会を開催するなど、サッカーは校技として、児童に親しまれています。

  • 冬服
  • 冬服
  • 冬服

施設・設備

  • アリーナアリーナ
  • チャペルチャペル
  • プレオプレオ
  • ホールホール
  • ホール2ホール2
  • マリア像外マリア像外
  • 図書室図書室
  • 校舎・グラウンド校舎・グラウンド

安全対策

避難訓練

避難訓練

地震・火事の災害に備えて、二ヶ月に一度避難訓練を行っています。3月の避難訓練では、消防署の方々のご協力を得た総合避難訓練を実施し、煙ハウス体験や消火器体験等を行います。
引き取り訓練

引き取り訓練

一年に一度、引き取り訓練を行います。東日本大震災のような大規模災害に備えて児童を保護者に引き渡す訓練です。帰宅の際には、電車が動かない想定で無理のない範囲を保護者と児童が一緒に歩いて帰宅します。
災害用備蓄

災害用備蓄

大規模災害後、引き取り者が来校するまでの時間、校内に宿泊できるように以下の準備をしています。

  • ・非常食…乾パン類、α米
  • ・飲料水…一人500ml入りペットボトル4本(保存水2本・ミネラルウオーター2本)

また、飲用可能な水は地下タンクにも確保しており、水量は数日間全校児童に対応できる量です。校内には飲用とは別に生活用水のタンクも設置しており、停電時に対応できるよう、手動のポンプを取り付けてあります。

一斉配信メール

一斉配信メール

「さくら連絡網」を導入し、天候や災害、学級閉鎖などによる休校、登下校時刻変更など緊急な連絡が必要な場合に、保護者宛に一斉配信を行います。
教員研修

教員研修

定期的な心肺蘇生法講習とエピペン対応訓練を実施し、児童の緊急時に備えます。本校の全教職員は、救命技能認定を受けています。また、不審者への対応についての研修も実施し、発見時の対応や、教職員の連携などを確認し、非常時に備えています。
スクールカウンセラー

スクールカウンセラー

児童が日々心おだやかに過ごし、心も身体も健やかに発達成長していけるよう、スクールカウンセラーが常勤しています。助けの必要な児童の傍らで共に過ごし、様々な手伝いをします。児童だけでなく、保護者からの相談も受け付けます。
通学指導

通学指導

通学方面別にグループを編成し、年6回通学班で公共交通機関を利用する際のマナーや日ごろの自分たちの通学態度を見直すための指導や話し合いを行っています。
警備員常勤

警備員常勤

児童の在校中は警備員が常駐し、児童の安全な登下校を見守り、来訪者のチェックを行います。入校者は事務室で届出を行い、保護者用のネームプレート、または入校証を着用します。

アクセス

アクセス
住所〒102-0071
東京都千代田区富士見1-1-13
TEL/FAXTEL:03-3261-1510
FAX:03-3261-1550
お問い合わせ時間 月曜日から金曜日 9:00~16:00
(※小学校と幼稚園・中・高の電話番号は異なります。)
交通案内
九段下駅利用
東西線-出口1・7番利用 半蔵門線-出口1番利用 新宿線-出口1番利用
飯田橋駅利用
JR中央・総武線-西口利用 有楽町線-出口B2a利用 南北線-出口B2a利用 大江戸線-出口B2a利用

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